スーパーヘテロダイン受信機の混変調及び相互変調
希望波の搬送波の周波数がfd[Hz]、妨害波の搬送波の周波数がfu[Hz]、妨害波の変調信号の周波数fm[Hz]及び妨害派の側帯波成分の周波数がfc+fm[Hz]のとき、混変調によって生じた妨害波の周波数成分はfd±fm[Hz]で表される。
混変調妨害が生じやすいのは、高周波増幅器、周波数変換器及び中間周波増幅器のうち、高周波増幅器及び周波数変換器である。
相互変調による妨害は、受信機に複数の電波が入力されたとき、回路の非直線動作によって各電波の周波数のn倍の成分の和または差の成分が生じ、これらが希望周波数または中間周波数と一致したときに生ずる。ただし、nは正の整数とする。
妨害波の周波数がf1[Hz]及びf2[Hz]のとき、回路の非直線性によって生ずる相互変調波の周波数成分のうち、2f1-f2[Hz]及び2f2-f1[Hz]は、3次の相互変調波である。
周波数間隔の等しい3つの波f1,f2,f3[Hz](f1 < f2 < f3とする)のうち、他の2波による3次の相互変調積の妨害を最も受けにくい波は、f2である。
●2次及び4次の相互変調積は、その周波数が送信機T1の送信周波数f1から十分離れているので容易に除去できる
●送信機T1及びT2の送信電力がそれぞれ2[dB]減少すると、3次の相互変調積の電力は6[dB]減少する。
●3次の相互変調積の周波数成分は4つ
●f1の近傍の3次の相互変調積成分2f1-f2、2f2 -f1はf2>f1であるので2f1 -f21 <2f2 -f1である。またその振幅は2f1 -f2の成分では1/kに比例し、2f2 -f1の成分では1/k^2に比例する。k>1の条件より、振幅が大きいのは周波数の低いほうの成分である。
●f1=154[MHz]のとき153.7[MHz]は2f1-f2である。このときf2=154.3[MHz]
希望波の搬送波の周波数がfd[Hz]、妨害波の搬送波の周波数がfu[Hz]、妨害波の変調信号の周波数fm[Hz]及び妨害派の側帯波成分の周波数がfc+fm[Hz]のとき、混変調によって生じた妨害波の周波数成分はfd±fm[Hz]で表される。
混変調妨害が生じやすいのは、高周波増幅器、周波数変換器及び中間周波増幅器のうち、高周波増幅器及び周波数変換器である。
相互変調による妨害は、受信機に複数の電波が入力されたとき、回路の非直線動作によって各電波の周波数のn倍の成分の和または差の成分が生じ、これらが希望周波数または中間周波数と一致したときに生ずる。ただし、nは正の整数とする。
妨害波の周波数がf1[Hz]及びf2[Hz]のとき、回路の非直線性によって生ずる相互変調波の周波数成分のうち、2f1-f2[Hz]及び2f2-f1[Hz]は、3次の相互変調波である。
周波数間隔の等しい3つの波f1,f2,f3[Hz](f1 < f2 < f3とする)のうち、他の2波による3次の相互変調積の妨害を最も受けにくい波は、f2である。
●2次及び4次の相互変調積は、その周波数が送信機T1の送信周波数f1から十分離れているので容易に除去できる
●送信機T1及びT2の送信電力がそれぞれ2[dB]減少すると、3次の相互変調積の電力は6[dB]減少する。
●3次の相互変調積の周波数成分は4つ
●f1の近傍の3次の相互変調積成分2f1-f2、2f2 -f1はf2>f1であるので2f1 -f2
●f1=154[MHz]のとき153.7[MHz]は2f1-f2である。このときf2=154.3[MHz]
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